Star Ocean till the end of time
最近久しぶりにゲームをやっている。
何をやっているかというとスターオーシャン3だ。
最近RPGに飽きていたが、
久しぶりにやってみたらおもしろいもんだ。
僕の周りの人からしたら結構評価は低かったが、
僕は別にそうは思わない。
スターオーシャンシリーズが好きだからかもしれないが、
単純に面白いと思う。
やっぱ、スターオーシャンの醍醐味といえば、
「やりこめる」ということ。
1も2もそうだったが、
3もやりこみ要素はたくさんある。
僕はRPGに至っては、
極めて自己満に浸るタイプなので、
こういうやりこむ要素があることはとても嬉しい。
そして、1,2と続けてやっているから、
その世界観というのも好きだ。
(1,2と内容が連続しているわけではないけど・・・。)
東浩紀氏の『動物化するポストモダン』によると、
オタクには世代があり、
60年前後生まれを中心とし、
「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」を
10代で見た第1世代、
70年前後生まれを中心とし、
先行世代が作り上げたオタク系文化を10代で享受した第2世代、
80年前後生まれを中心とし、
「エヴァンゲリオン」ブームの時中高生だった第3世代
とにわけられるらしい。
第1世代のオタクはアニメを通して、
そのアニメの背景にある世界観を楽しむ傾向があるらしいが、
(ex.ガンダムオタク)
第3世代のオタクにとっては世界観など関係なく、
キャラクターそのものに魅力を感じる傾向があるらしい。
その魅力はどこから出てくるかといえば、
今まで売れたキャラクターの特徴を類型化した「萌え要素」である
(Ex.エヴァの綾波レイの特徴→青い髪、白い肌、無口=「萌え要素」)
スターオーシャン3の評価が低い理由はココにあるのではないだろうか??
キャラクター自体に魅力がない。
いや、「萌え要素」がないということ。
RPGだからそんなこと求められても・・・
と思うかもしれないが、
キャラクター自体に「萌え要素」があるRPGは
自分の勘だが売れているような気がする。
(Ex.ラグナロクオンラインのアコライトとかムナック)
ま、単純にゲーム自体がおもしろくないというのもあるかもしれないけど。
だから、これからはゲームシステムがただ面白いだけでは、
ダメな様な気がする。
むしろ、キャラクターが魅力的であれば、
ただそれだけで売れるのではないだろうか??
しかし、それではただのギャルゲーとあまり変わらないので、
やはり、個人的には「世界観」「システム」「キャラクター」と
三拍子揃ったゲームを作り出して欲しいと思う。
ま、当然のことかもしれないが・・・。